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NDフィルターとは、レンズに入る光の量を減少させるフィルターのことです。NDフィルターを使用することで、撮影の際の絞りを開いたりシャッタースピードを下げたりすることが可能になります。また、明るいレンズ使用時での屋外ポートレート撮影、晴天時開放状態で背景をボカしての撮影、川の流れを糸の集まりのように撮影、人通りのある街並みで人を消して撮影するなど、長時間露出による特殊効果撮影等が可能になります。
さらに、NDフィルターを使用することで、シャッター速度を自由に設定出来ないビデオカメラでの撮影の際、適性露出を得るための絞りを調整する必要がなく、絞りを開放に近い値として被写界深度を意図的に浅くするなどのテクニックを使用することが可能となります。
ND25%透過率
ND25%反射率
硝材 | S-BSL7 |
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光学仕様 | 透過率 400-700nm Tave 25%±1.5% T=Tave±1.5% 表面反射率 420-700nm R≦1.2% Rave≦0.7% |
ND6.3%透過率
ND6.3%反射率
硝材 | S-BSL7 |
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光学仕様 | 透過率 400-700nm Tave 6.25%±0.5% T=Tave±0.5% 表面反射率 420-700nm R≦1.2% Rave≦0.7% |
ND1.6%透過率
ND1.6%反射率
硝材 | S-BSL7 |
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光学仕様 | 透過率 400-700nm Tave 1.56%±0.15% T=Tave±0.2% 表面反射率 420-700nm R≦1.2% Rave≦0.7% |
NDフィルターは、安価であるものの反射率が高い「反射型」やガラス基板の厚さに制約のある「吸収型」などがありますが、当社では「無反射型NDフィルター(ARND)」を光学薄膜にて製造しています。
ARNDは、反射型や吸収型のデメリットを払拭した低反射率でどんな基板板厚*にも対応したNDフィルターです。
このメリットを持ちつつ、高信頼性・フラット性・内部反射率の低さを兼ね備えたARNDはお客様より高い品質評価を頂いております。
*当社実績:板厚0.3t
NDフィルターを使うことで、明るい場所でもシャッタースピードを遅くすることができます(スローシャッター)。また、光量を減らすだけなので、被写体の色合いを変えることなく撮影可能です。
適性露出を得るために絞りを調整する方法では対応できない、被写界深度を意図的に浅くするなどのテクニックを入射光量を調整するNDフィルターによって対応を可能にすることができる。