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可変NDフィルター V-grade

可変NDフィルター「V-grade」とは?

これまで、放送用カメラにおける光量の調整はアイリス(絞り)やターレットに入れた複数のNDフィルター、円偏光 フィルターを使用した可変NDフィルター等が使われていました。

4K/8Kの高画質化が進む中、「V-grade」は従来型の光量調整方式では解決の難しかった「小絞りボケ」の解消や「ボケ味」を生かした撮影を可能とした素通し透過率が高い光学式可変ND フィルターです。

28.83%

2枚の光学式NDグラデーションフィルターを逆相に配置し回転させることで、フィルターの濃度をシームレスに変え、光量調整を行う構造です。

可変NDフィルター「V-grade」の特徴

【ボケ味を生かした撮影が容易に】

動画カメラ用には、これまでも円偏光式の可変NDフィルターは存在していました。然しながら 円偏光式では透過率が理論的に50%を超えることができず、明るさを確保した撮影が難しい状況でした。これに対し、「V-grade」はほぼ100%の素通し透過率を実現。高画質でボケ味を生かした撮影が可能となります。また、ターレット式では成し得なかったシームレスな調整を可能としています。

【小絞りボケを生じさせないために】

放送用4K/B4マウントカメラでの撮影では、精細度が向上した故に小絞りボケが生じやすくなります(F5.6近辺が境目と言われています)。そこで高画質を得るため、できる限り解放に近いF値に設定、NDで光量調整を行う撮影スタイルが定着してきています。「V-grade」は素通しから1/128まで、全ての領域でシームレスに安定した性能を発揮することで、小絞りボケの発生を防ぎ高画質映像の効率的な撮影を実現します。

【素通しから1/3をカバーし微調整を可能に】

素通しが1/3より明るい可変NDフィルターはこれまで製品化されていませんでした。これに対し「V-grade」は素通しから1/3までのレンジをカバーすることで、これまでゲインアップ等で行っていた微調整をNDフィルターで任意に行うことができ、ノイズの低減等を図ることで高画質撮影を可能としました。

可変NDフィルター「V-grade」の活用用途
  • シネカメラ(ラージフォーマットのボケ味を生かした撮影)
  • デジカメ動画(ラージフォーマットのボケ味を生かした撮影)
  • 放送用カメラ(小絞りボケを抑えた高画質撮影)
  • ドローン
    • 圃場(水田・畑・樹園・牧草地)での高解像度映像データ取得
    • 自動運行での映像認識による安全運航
    • 災害時の状況把握
    • ラリーなどスポーツ中継(人が入れない場所からの高画質撮影)
  • ドライブレコーダー(ヘットライトのハレーション対策)
  • ヘリコプター(海上での照り返し等への対策)
  • 小型カメラ(スポーツ撮影時の天候や環境変化への対策)

可変NDフィルター「V-grade」の製品提供形態
  • カメラ内蔵タイプ
    • 動画カメラへ内蔵する方式です。基本ユニットをベースにカメラメーカー様毎にカスタマイズを致します。
  • アダプタータイプ
    • レンズとカメラの間に挟み込む形のアダプター方式です。基本ユニットをベースにカスタマイズを致します。また、新規製品開発の対応も致します。
  • 前玉タイプ
    • レンズの前玉に取付ける(マットボックス的なイメージ)方式です。基本ユニットをベースにカスタマイズを致します。また、新規製品開発の対応も致します。

各タイプともカスタマイズが前提となりますので、詳細は下記にお問い合わせください。

主な仕様(2/3型センサー用)
  項  目   値    備  考
口径
φ29 2/3型センサー用
最大透過率 98% 1/1
最小透過率 0.8% 1/128
解像度 4000TV本 2/3型センサーにて
回転速度 1.5秒 1/1~1/128
入力電圧 DC12V
サイズ  100x103x60 フィルターユニットの厚み 14.0mm(カバー含む)
重量 300g
インターフェース 7Pin 電源、通信
動作モード 位置指定
透過率指定
Auto
指定の位置に移動
指定の透過率になるように位置制御
指定の明るさになるように位置制御
供給形態
(ユニットにて供給)
カメラ内蔵タイプ
マウントアダプタタイプ
前玉タイプ


2/3型センサー用からのカスタマイズ

マウントに合わせてカスタマイズ
 
お問い合わせ先

メールアドレス:info-nd@system23.jp
電話番号:070-4303-1607
お問い合わせフォーム:https://system23.jp/ND_inquiry

ニュースリリースページ

【世界初※1 8Kスーパーハイビジョンカメラ対応の可変NDフィルターを開発】

映像情報メディア学会発表資料

2023年8月30日に開催された「映像情報メディア学会2023年年次大会」資料

展示会情報

「光とレーザーの科学技術フェア2023」に出展します。

・会期:2023年11月7日(水)~11月9日(木)
・会場:パシフィコ横浜 ホールC 三井光機製作所ブース